都会と地方の文化の話しで思い出すのは、中学校の教科書だったかの随筆で、「山に囲まれた農村で生涯を過ごし、山を見ればこれからの天気を読み取り、土を見ればこれから農作物に何をするべきか分かり、動植物から季節の変化を読み取るようにその地を知り尽くした人がいたとして、その人の世界は狭いと言えるだろうか」みたいなやつ。
蔵書や美術館でしか得られない知識や体験があるのと同様に、地方や田舎、ある特定の場所で自然を観察することでしか得られない知性もある。
グローバルに均一化される知性とは別に、ガラパゴス化した知性、そういうところから面白いものが出てくるんじゃないか、というのは常に思う。
Permalink | 記事への反応(1) | 08:48
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今の地方が農業やってる人は少数派でロードサイドやナントカモールにおきまりのチェーン店が並んでるだけやから面白さなど産まれんのやろなあという話