やっぱり、宮崎駿は凄い
この作品は話の筋だけ見ていくとまるで意味が分からないストーリーなのに、それでいて言いたいことがしっかり伝わってきて緩急がついている
セリフのたったひとつふたつだけで世界に深刻な緊張感を与え、それでいて主人公を破滅に導かない
単純にエンタメとしてコンテンツを消費してる人にとって「君たちはどう生きるか」がどう映るかは知らないけど、
シナリオの提供に回っている側は絶対にこの作品を見てほしい
「戦争はいけない」だとか「この世には差別が溢れている」だとか登場人物に言わせているライターは己の愚かさと間抜けさをこの作品を観て思い知ってほしい
それぐらい衝撃的で、エッセンスが詰まっている作品だと思う
この意味不明さが物語にとって本当に重要なものを教えてくれる
Permalink | 記事への反応(1) | 23:40
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マジレスすると、凄いのはストーリーではなくアニメーションの表現力だろう 全く同じストーリーで吾朗がジブリのスタッフを使ってアニメ化しても この凄みは伝わらないだろう 残念...