実際、そういうものはつまらないし、彼らの信奉する文学理論は時代遅れなのである。
だから、世間で持て囃される「名作文学」とやらがつまらないと感じても、べつに「自分の教養が無いせいだ」などと思う必要は無い。
これは、フロイトがドストエフスキーを論じた際に持ち出したものだ。が、これには全く根拠が無いし、今日まともな文学者でフロイトの論を支持する者はいない。
今猶、フロイトの受け売りでドストエフスキーを絶賛してる評論家とか、「父親殺し」の作品を作っちゃったりしてる作家こそ恥ずかしい。
まあ、要するにそういうのを支持してる連中こそが「名作を読んでる俺SUGEEE」っていうスノビズムの権化みたいなもんであって、滅茶苦茶恥ずかしいってことだ。