自宅だと、本を読むために良い椅子もないし、喫茶店だと、飲み物がなくなると出ていかないといけない気がするし。
でも、電車なら終点までずっと乗り続けていても、文句を言われない。
なので、私の場合、文庫本が半分読み切れるところまで電車に乗って、あと半分は復路で読み切るということがよくある。
なお、そういう場合は、長く乗っても運賃がかからないよう、各駅停車を使う。
席は、人の回流が少ない車両端がいい。左肘を車両端の窓枠に載せながら読む。
そして、折り返し駅では、どこにも立ち寄らず、せいぜいコンビニでお茶でも買っては改札に入りなおす。
そう、喫茶店とは違い、電車ではお金を払ってても飲み物は出ないからね。当たり前だけど。
でも、電車では周りの景色が移り変わり、読み疲れた頭には良い感じのアトラクションになる。