近所のなんとか商店街ってなっている通りを歩いてみたけれど、営業している店は通りの1割くらいで残りは閉店済みの店か、それを潰して建てた民家ばっかりだった。
もよりの駅には数年前までは大小合わせて三つくらい書店があったけど、今は全部なくなった。
ちょっとした定食屋みたいなのも今やってるひとが疲れちゃったらもう閉めるしかないんだろうな、と言うのが大半。
じいさんばあさんがやってたような八百屋だとか肉屋だとかはみんなコンビニかまいばすけっとになった。
安くて美味い定食屋とかを揶揄して「家賃を払ってない味」とか言う向きがあったけど、そういうのって基本完全に趣味みたいなもんで潰してマンションでも建てて家賃とったほうがよっぽど楽にもうかるので後継者は当然いない。
いまはどこにでもあるコンビニも今後継続していける形態ともちょっと思えないので気がついたら孤独な老人はドローンが運んできた冷凍食品を三食食うみたいなのがマシな方、みたいになるんだろう。
俺は今もう既に結構な年齢なのでそういうのの最終形態を見届けることは出来なさそうなんだけど、どこかで反転するのかね?少子高齢化がマックスまで進んで滅んだ国っていまのところまだ現実化はしてないよね?たぶん。