『ゴレンは目が覚めると「48」階層にいた。部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中、上の階層から順に食事が"プラットフォーム"と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。上からの残飯だが、ここでの食事はそこから摂るしかないのだ。同じ階層にいた、この建物のベテランの老人・トリマガシからここでのルールを聞かされる。1ヶ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは「171」階層で…。』
はじめはきれいで豪華な食事が用意されてるけど、下にいけば行くほど食い荒らされてゴミのようなメシになっていく
上にいる奴らが必要な分だけ食べいけば、下にいる奴らもみんな食事が取れるけど上にいるやつは絶対にそんなことしない
下にいて不遇を味わって上に文句を言ってたやつらも、上にいけば同じように汚く食い荒らすだけ
そういうまさに現代の縮図とも言えるようなシステムの中で物語は進んでいく