GooglePlayでセールスされていたので、知らない古い映画だったけど見てみた
ストーリーとしては炭鉱の町でバレンタインパーティーを前に謎の炭鉱夫が現れて次々と人を殺していくというサスペンスホラーもの
色んなところがこういうシーン好きだろ?、好き!大好き!って感じでツボだったのだけど、特に好きなのが中盤くらいのパーティでの喧嘩シーン
ヒロインをめぐって二人の男が喧嘩になり、友達が羽交い絞めにして止めて、片方を出口近くに突き飛ばすんだけど、突き飛ばされた男がその勢いのまま近くのビール缶を手に取り、プルタブをプシュッと開けて出口方向に振り向きなおし、その回った勢いでビールが少しこぼれ、そもままドアをドカッと蹴って出ていく小気味よさよ
たしかにわざとらしいといえばわざとらしい演出なんだろうけど、男の少し悲しげな表情もビールの音とドアの蹴る音も無駄なくかみ合っていて見ていて気持ちよかった
無理ない展開の中で、ピタゴラスイッチ的なギミックを見れたような感じ
90分の中で何通りも殺し方を見せてくれサービス精神の豊富さも拍手したい
鑑賞後に深く考えさせられるみたいなことは全くないけど、見ている間はとても楽しかった!