映画監督有志による「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」の発信を読んだ。自分の好きな映画を撮っている監督たちであり、この取り組みは少しでも業界を明るくするために良いものだと思う。
しかし賛同者の名前一覧を見ている途中で、その気持ちは崩れてしまった。
あんな風に振る舞ってきたのに?グレーゾンばかりで明確な事件性がないから?
ありえないし、ズルすぎる。善人のフリをしたその「賛同」の軽さに吐き気がする。
このような取り組みについて、私は心底応援したいし、この文章にも賛同するが、その賛同者の中に潜んだ偽善者について、きっとモヤモヤしている人は私だけではないというのは断言できる。この部分についてはどのように向き合っていけばいいのだろう。結局私に実名を出す勇気が無いことも……。