俺は壊滅的な運動音痴だった。
跳び箱は4段すら飛べなかったし水泳は5mで溺れる。マラソンでも走り終えたみんなに「頑張れー!」と言われながら最後にひとり走っていた。
俺は真剣にやってたのに先生も友達もふざけていると思っているらしく怒られたりからかわれたり散々だった。
俺は体育のある日には校を休むようになった。家で布団にくるまって何となく将来について考えていた。
これからの俺の人生、どうなるのだろうか。水泳や跳び箱みたいにみんなが当たり前にできることが出来なくて怒られたり馬鹿にされ続ける人生なんだろうか。
今思うと馬鹿な話だが、当時の俺は大人になっても体育があるものだと思っていた。大人は会社に行き運動できるかテストされ、その出来によって給料が決まると。
冷静に考えてありえない話だが、そのころの俺はそれほどまでに体育というものにおびえていた。
まぁそれなりにやっていけてる。運動音痴でも。
あの頃の自分を振り返って言いたい。
そのまま休み癖ついて不登校にならなかった増田はえらい
わかる
逆上がりできねえだろ