2021-12-05

離婚した父親に会う機会が時々ある。本当に嫌で一時は勝手に涙が出るほどだった。なぜなのか考えたのだが、おそらく離婚寸前に激烈に怒られた出来事があってそれが原因だと思う。あれは私が危険なことをしたりやってはいけないことをしたりしたわけではなく、離婚前のあの人自身の不機嫌とそこで私が独断でした行動があの人の予想通りではなかったことが2つかちあって、あんなに理不尽激怒されたんだなあと思う。そしてそれを未だに私は許せないんだ。恩はたくさんあるのに、「この人は自分の機嫌一つで、別になんの瑕疵もない行動をした私をここまで怒鳴りつけて泣かせて23時ごろの夜にひとり小学生の私を家から追い出したのか。」という思いが懇々と脳裏に焼き付いてとてつもない恐怖の対象になったんだなあと、ある程度大きくなってから分析できるようになった。あの人は会うと平気な顔していて陽気に旅行食事に誘ってくることさえあるから、きっとあの夜起きたことなんて忘れているのだろうと思う。私だけがずっと恐怖し続けている。

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