答えは「ドラえもんなら『人を殺してはいけないよ』と言うだろうから」
冗談ではない。
ドラえもんでなくてもいいが、
倫理はそもそもフィクションの中にしか存在しない。
倫理→自然法と言い換えてもいいが、キリスト教社会が神という虚構をもとに自然法を浸透させたように、
「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」というフィクションで私たちは倫理を浸透させてきた。
理詰めで考えたら人が人を殺してはいけない理由なんてない。最大多数の最大幸福という視点で考えたら殺されるべき人間は多くいるだろう。
フィクションは時に京王線のジョーカーも生み出すが、
人間の合理性を超えた部分の判断に大きな影響を与えている。
(だからフィクションの表現規制なんてとんでもないのだが、それはまた別の話)
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