2021-11-02

日生まれて初めて本を売った。昔から持ってた本も旅行先で暇つぶしに買った本も途中で読まなくなった本も積んでた本もまとめて。手放すと決めたものの意外と思い入れがあったようで少し寂しさを感じた。査定を待ちながら店内を見て回った。当たり前だが並んでいる溢れるほどの本達には持ち主である人間がいたんだよなと改めて実感した。

ツイッターを見ていたら、ツイートひとつ流れてきた。この文体といい名前といいなんか見覚えあるなと思ったら途中まで読んだ本の作者だった。作者というか学者というか博士というか。数年前旅行先の書店でえらくインパクトのあるタイトルと表紙で思わず手に取り、何気なく1ページ目を読んだだけでこれ絶対面白いだろとカウンターへ持っていった本だ。時間がある時にと思ってずっと読めてなかったもんでこの機会にさよならしたら、このタイミングで来るのかよ。やっぱ手元に置いとけばよかった。

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