2021-10-02

その昔、女性天皇女系天皇含め「天皇制の維持」について考えたこともあったが、斎藤 美奈子の『物は言いよう』を読んで、スパっと考えることを止めた。

このままいけばジェンダー問題など考える間もなく、天皇制は維持できないのでは(だから考えるまでもない)というような趣旨のことが書かれていたからだ。

この本が出たのは2004年であの男の子が生まれる前だけど、たかだか一人生まれたところで変わることはない。

古い人間は先のことを考える必要がないから、あの男の子がなんとかしてくれるだろうとか考えてるのかも知れんが、なんとかなるわけがない。

世代と呼べる皇族は数えるまでもない人数の上、女性だけだからだ。

私自身「女性女系天皇を認めるくらいなら天皇制など滅びた方がマシ」という人たちとは相容れないことは確かだが、「滅びてもいい」という部分で奇妙な一致を見るのが不思議ところだ。

  • もはや女系天皇になっても 危惧するような権力乗っ取りなんて起きないと思う

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