いまはまだ、結婚して子供作って"幸せな家庭"を築いて…っていうのがある程度共通の物語として受け入れられてるから、その根幹を否定する反出生思想への反発はかなり強い
でも、今後どんどん結婚率も出生率も下がってくるわけで、そうして子供を持たない人の方がマジョリティになると、話は変わってくるんじゃないか
マジョリティである「子供を持ちたい・持っている人」を否定するから、反出生主義は分が悪い
「子供を持ってない人・持てない人・持ちたくない人」にとっては、反出生主義はどちらかというと快く響く
「俺は子供を持ってない/持てないが、だからといって人生の敗北者だということはなく、むしろ倫理的に優れているのだ」っていう理屈を与えてくれるからな
エラい哲学者の先生が本を書いてるだけあって、論理的な破綻もなかなか見つけづらい
セクハラとか煙草なんかは、昔は当たり前に横行してたのが、いまや「ありえない」って目で見られるようになってる
楽しみですね
どうだかねぇ。 俺はむしろ、未婚・子無しがマジョリティになったら独身者に対する『結婚できなかった不幸な負け組』というレッテルが弱まり、その結果、独身者はわざわざ反出生主...