このまえ、NHKでイギリスとフランスのワクチン接種率と感染者数の推移比較をやっていた。
報道では、イギリスではワクチン接種率が高いから、感染者数が減少し、ロックダウンが徐々に解除されつつある。
フランスではワクチン接種率が低いから、感染が広がり、ロックダウンになった、というような内容だった。
「ワクチンでコロナが解決する」という結論を先につくって報道しているから、こういう支離滅裂なことを言い出すんだろうなと思う。
そもそも、昨年末からロックダウンしているイギリスと、普通に社会経済活動をしていたフランスの感染者数を比較すること自体が間違っている。
イギリスで感染者数が低く抑えられているのは、ロックダウンしていたという原因も考えられる。
逆に、フランスで感染者数が増えてロックダウンになったのは、普通に社会経済活動をしていたところに変異ウイルスの影響をうけたから、という考え方のほうが普通だろう。
イギリスって学校も休みだったんだなと思って。