身体障害者が何者かから危害を加えられた事件。
邪悪な健常者の仕業だろうということで非難していたところ、見つかった犯人は知的障害者だったために叱るに叱れず。
その場では誰が何番目の弱者なのか、様々な可能性を考慮した適切な判断が求められる。
父が息子を殴るのはNG、息子が父を殴るのはOKとする。
年齢差に注目し、より差の小さい例で考えてみよう。
兄弟間暴力の場合、兄が弟を殴るのはNG、弟が兄を殴るのはOKとなる。
長男、双子の次男と三男がいた時はどうだろうか?
長男は弟の次男と三男を殴るのはNG、次男と三男が兄の長男を殴るのはOKとなる。
さらに双子のうち三男は次男と比べ、微小な時間差であっても生まれてくるのが遅れただけ弱者であるため、兄の次男が弟の三男を殴るのはNG、弟の三男が兄の次男を殴るのはOKとなる。
Permalink | 記事への反応(0) | 04:36
ツイートシェア