なんとなく分かっていたけど、こないだ床屋からの帰路の途上で俺の目の前を歩きながら談笑する二人組の女子の後頭部が視界に入った時にいい加減確信した
こういうことは初めての経験ではなく、これまでに何度となく訪れたし、その度にスルーしてきた
この先もスルーしていく
思い返すと10代の頃にもう片鱗はあった
当時は夜道に適当な人を選んで背後からついて歩きその人の住まいを確認してから帰る、という謎の行為に没頭してた
そうすると動悸がする程興奮したし、その夜は精神的な疲労感からよく眠れた
家庭内暴力が酷い家に生まれ幼い頃から父親の暴力を見て育ったことが原因、俺は悪くない、というスタンスで今日まで自己肯定してきた
でも実際、俺、偉くね?
これまでもこれからも法治に挑戦することなく内なる暴力衝動に蓋をして真っ当に生きていく覚悟を完了している俺、凄く偉い
だから誰か、俺を褒めてくれ
完全に遺伝してるじゃん 怖すぎる 子供作らないほうがいいよ・・・
性格が遺伝したのか育った環境で連鎖したのかわからんがここで止めろよな