労働と国への参加って因果関係が強いだろうか?日本以外の国で働くことも可能だし、そういう人も多いだろう。
日本国内でなんで働くのか?ということに絞るのであれば、面倒くさいからだ。
海外での暮らしや労働のためには、高い学習コストが必要だ。それを払ってまで日本を避けるほどの危機意識を持っていない。
なぜ働くのか?ということに絞るのであれば、少し贅沢がしたいからだ。おいしいものが食べたい、着たい服を買いたい、好きな本を集めたい、趣味の音楽にもお金が必要だ。
これらのことを心配する必要がなくなったとき、世の中がどう変わるかは楽しみだ。言語の壁を技術がカバーし、移住のコストが極端に下がったとき。衣食住への欲望の社会的な低下、もしくは贅沢のハードルが極端に下がったとき。