こう言うと語弊があるかもしれない。
コロナ前から飲食店で待たされるのが嫌いで、休みの日は14時とか17時とか人を避ける為にあえて半端な時間に来店する事が多かった。そういうのもあっていつ行っても空いてる店は大好物だ。美味しいとか美味しくないとかは食を楽しむ上での一要素に過ぎない。
ガラガラの店を好むので、自分が通う店は気がつくと閉店してしまう。駅前の洋食屋は無くなった。定食屋も店を畳んだ。寿司屋ももう無い。蕎麦屋も消えてしまった。
なんだか死神になった気分だ。栞として本に挟まれた忍者は平成12年からずっと誰にも発見されず図書館で眠っている。最近近くに出来た店が気になってたので今日覗いてみたら、19時なのにシャッターが降りていた。コロナ禍で流産したのかもしれない。飲食店の命は儚い。
この人に私が東京で棲んでる時お気に入りだったお店とか教えないようにしよーっと。 潰れたらやだもん