平成の時代には多くの男は最強の「俺のカレー」を研究し、一家言をもっていた。
料理の知識も別に持たないまま、自分ルールで独自の隠し味や工程を生み出しては
週末にカレーを作り、「会社辞めてカレー屋でも始めるか」などいう妄想を時にしながら
どや顔でカレーを作っていた。自分で食べる分に美味しく感じられるけど
第3者からしたら特別美味しいわけでもないカレーを作っていた。
そんな時代もいまは昔。気づけばかつて巷にあふれていた「カレーに一家言ありおじさん」は下火。
彼らはどこに消えたのだろう。消えたのか、それとも人目を避け潜伏をしているのか。
今回我々は独自のルートで「カレーに一家言ありおじさん」とのコンタクトに成功。
匿名を条件にカレーに一家言ありおじさんの現在の生態にせまった。
カレーはその味の強さからちょっとくらい失敗しても形になる&足し算の料理なので素人でもやりやすいんだよね 繊細な技術や配分が不要だから。
学生が講義をまじめに受けるようになって、おいしいカレーの作り方では単位くれなくなったから