ここ最近、思い立って宮部みゆきの「理由」を読み返した。
とても面白かったが、気になった登場人物がいた。
現場となるマンションを、買った家族の父親二人だ
マンションは借金により、裁判所の取り扱い物件となり、一人は買う側、一人は買わせるまいと人を使って居座らせる側だ。
二人とも、
「人とは違う情報を持っている、あるいは顔がきく人と知り合いであることにより、得をする」
ということに、妙にこだわりを持っている
うまくいかなければ、実力不足、資金不足より、「そういう方法を知らなかったからだ、世の中には楽をして得をしている人がいるのに」と嘆く
たしかに私の父親や会社にいる男性も、似たようなことを言っていたことを思い出した。
不思議と、決まって男性だった
そして、こういうことを口にするのは男性が多いのではないか?と思った
気のせいだろうか。
それとも、やはり男性の方が情報によって得をするということに執着する傾向があるのだろうか
Permalink | 記事への反応(1) | 12:58
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???「女は女であるだけで得して生きられる。男は人の裏をかかないと得して生きられない。」