悩みは深ければ深いほど、解決のカタルシスは大きい
ほんの些細な気づきから、絶対にできないと思っていた積分計算ができたとき
研究室から歩き出て、缶コーヒーを買った後、嬉しさ余って大学を一周してしまった
単位を落とした学生のこと、学生の保護者からの連絡のこと、会議でのごたごた、事務官のイチャモン
たった一つ計算ができた、それだけで全ての雑事は頭の中から消え去ってしまうのだ
ああ、こんな気分のために僕はこの仕事を選んだのだと気づく
そして気づくのだ、この計算は本棚の端に誇りを被った本のなかにあったはずだと
悩みあふれる世界は続く
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