今さら気が付いたんだが、10万円給付されたといっても、その10万円を綺麗に消費したなら約1万円は消費税に吸い取られる訳だから、実質9万円だよな。
使ったお金はいろんな会社どうしの取引でぐるぐる回って、最終的には誰かの人件費か、利益の配当になる。途中でいろいろな税金がひかれる。税金として何割かが行政に回収されていく。
誰かの給料や配当になった後、その人が消費にお金を使えば、そこでまた税金として1割が行政に戻る。
そうして、お金がぐるぐる世の中をまわればまわるほど、いつのまにか、そのほとんどは税金として行政に回収されてしまう。
もし消費税が無かったなら、儲かってない会社や低所得の人が負担する税金はわずかだった。低所得の人と儲かってない会社で回っている経済から絞りとられる税金は僅かだった。
そう考えると、消費税の真のねらいと、それが社会に何をもたらしたのか、特に低所得層に何をもたらしたのか、より明確になる気がする。