■ワイドショーで被害者が同情されて熱烈に支持されていくことが怖かった

私はいじめられっ子だった

小さい頃からそうだった

テレビでむごたらしい事件が起きて、ワイドショーでキャスターやコメンテーターが加害者への怒りを煽り、被害者に同情が集まれば集まるほど、なぜかとても怖かった

同情されて熱烈に支持されていく人たちが私にとってもいじめっ子のように映った

それはインターネットの時代に変わっても同じだった

毎日のように事件が起き、怒りが消費され、加害者には死刑も生ぬるいというような罵詈雑言や誹謗中傷がインターネットでは飛び交うのが怖かった

かといって被害者の自業自得だというのもまたいじめだなと思えるようになるのが怖かった

今日もインターネットでは被害者を聖人のように扱い、加害者を悪魔のように扱う

まだ判決も出ていないのに

Permalink | 記事への反応(1) | 22:22

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