2020-05-05

私の親は芸術と呼ばれるジャンルで食っている。親が芸術で食っているということは、子の私も少なから芸術理解者によって育てられたわけだ。

そんな私の感覚としては、芸術文化はほんの一部のお金持ちが育てている。市民芸術を育てるとはとても考えられない。

というのも親の収入の多くはお金持ち、パトロン依存している。

芸術に対してお金を出す市民ものすごく少ない。ほんの数千円すら出さない。

一方で、数十万円、数百万円出す人もわずかだが確実にいる。

例えば、作品を5千円で買ってくれる人を100人見つけるより、50万円で買ってくれる人を2人探す方が簡単、というのが芸術世界だ。

かつてそうだったように、所得格差により芸術家の生きる道が生まれる。

演劇界隈はどうしてそれがわからないのか不思議でならない。演劇パトロンに育てられていたのではなく、ただ演劇家志望から搾取していたからではないのか。

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