9月入学は留学生と言う名の低賃金労働者をより多く獲得するために検討されていた。
しかし、現在の日本の留学生に対する扱いを考えれば、そして海外交流自体が大幅に減少することを考えれば、今後新たに日本に来る留学生は大幅に減少するであろう。
一方、9月入学の問題点として、夏の入試業務が大幅に増えて、夏に開かれることが多い国際会議への研究者の出席が難しくなるという点があったが、実際に人が会う国際学術会議自体が減少すると思われるので、この点では9月入学が実施しやすくなるであろう。
留学生だけでなく、大学院進学者はもちろん、学部入学者も少子化以上に減少すると思われるので、多くの大学にとっては、9月入学よりも大学の存続の方がより切実な問題となるのではないだろうか。
だから?