怒りは大事だ。
自分が何に怒っているか、なぜ怒っているのかを考えることで、自分が何を大切にしているのか再確認できる。
怒りを忘れると、自分が何を嫌っているのか、何が自分にとって有害なのかわからなくなってしまう。
結果的に他人や社会から、自分にとって嫌なこと不利なことに対して拒絶することが難しくなると思う。
自己の境界線をはっきりさせるために、自分の内なる怒りに耳を傾け続けることが大事だと思う。
一方で、怒りの発露には慎重であるべきだと思う。
何に対して怒るのか、どのように怒るのか、誰に対して怒るのか。
やたらめっちゃらに怒りをばら撒くのではなく、本当に怒るべき対象を定めて、適切に怒ることは大事だと思う。
「暗いニュースばかり見て心が元気なくなるといけないから、ニュースを見ずに心を休ませよう」と声をかける人もいる。
HUNTER×HUNTER第1巻の主人公のセリフを思い出した。「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」