俺はずっとあなたのことが好きでした。信じられないかもしれないけど、ほんとうに好きでした。どうしようもないくらいすれ違ったし、致命的に合わないところもいっぱいあった。でもずっと好きでした。死にそうなくらいあなたのことが好きでした。あなたにとって俺が束の間の代替品でしかなくも、あなたがかけてくれる愛の言葉に俺はずっと一喜一憂して、何もかも飲み込もうとして、ずっと一緒にいました。
この感情はもしかしたら逃避とか、手に入らないからこそのものなのかもしれない。でも理由はなんであれ、俺はあなたのことが好きでした。本当にどうしようもなく。あなたを愛していました。
あなたが二人で遠くに逃げようと言うなら、俺はどこにだって行ったでしょう。言葉の通じない異国でも、既に終わった田舎町でも、どこだっていい。あなたと一緒にいられるなら、肉体労働でも物乞いでも、俺はなんだってすることが出来たと思います。あなたのためなら、俺は何を失っても惜しくなかった。
きっとあなたはこんなこと言われたら迷惑でしょうね。わかってます。俺はずっとスペアでしかないのに、あなたに迷惑ばかりかけてきました。でも、あなたと過ごしたあの時間は俺にとって本当に幸せでした。あなたに与えられたあの暖かさがあれば、例えそれが仮染めのひとときでしかないとしても、あの暖かさだけで俺は生きていけそうです。
ありかとう。さようなら。
直接伝えろよ!死んだら永遠に伝えられるないのよ。
私もずっと好きだった 今も忘れられない