これ、言っちゃ悪いとは思うんだけれど、「表現の自由が左翼の専売じゃなくなった」からなんだよね。
もっと言うと、「ヘイトスピーチ反対」とか「こんな許せない表現は規制すべき」のほうが票になると思って舵を切っちゃった。
当時、2010年代前半には表現の自由反対イシューを唱えると、落ちるってジンクスがあった。全員落ちた。
だから、「表現の自由は票にならない」と思って投げ捨てたんだよね。
実際には、宝の山だったんだけれど。
票をきちんとまとめるための努力をしなかった。
表現規制反対一本槍の候補はいないし、むしろ「漫画を守る」というイシューはうけが悪いと思って熱心に語ることを避けてたケースも多い。
オタク票は実際にはかなりあったのに、「その存在を統一化し損ねて、しかも自民にとられた結果」
だよね。