2019-06-24

anond:20190624165738

教養の部分について言うと、フランス革命以後は「良き市民像」みたいな規範最上とされ、教養を持つ裕福な階層の人々がかつての貴族ポジションに収まったと。そこまでは世界史的な知識だが、面白い事にその良き市民達はエッチものけしからんとブチきれ出した。貴族堕落しまくっていたからね。そこで紳士とはこうあれ、淑女とはこうあれという社会規範芸術の域を取り巻くようになってきた。クラシックだのオペラだのが高尚でご大層な芸術様扱いになったのはそのせい、という指摘をいくつも証拠並べながらするような話ね。ざっくり言うと。まぁこの本の見所はそれだけじゃないんだが。

記事への反応 -
  • >大学教育は役に立つか否かは関係なく教養を学ぶ場である 大学ってのは教養を学ぶ場じゃねえよ、研究機関である大学を尊重してねえなこいつwww ってところがもやってするポイント...

    • 大体「教養」ってのは上流階級に混ざるために必要なものであって上流階級に必要な教養は大学にいっても学べないよ 以前、フランス革命で貴族が没落した後に台頭したのは教養を持...

      • 何それ面白そうだな、詳しく

        • 元ネタはこれ。残念ながら和訳は出てない。 Herbert Gans “Popular Culture and High Culture: An Analysis and Evaluation Of Taste” どの部分に興味持ったのか分からないけど、芸術のスポンサーが貴族から...

          • 日本語しか読めないわーしょんぼり。

            • 教養の部分について言うと、フランス革命以後は「良き市民像」みたいな規範が最上とされ、教養を持つ裕福な階層の人々がかつての貴族のポジションに収まったと。そこまでは世界史...

              • フランス人権宣言(1789)では女性の権利をうたいもしないし、そこから作られた法律も参政権は当然のように男性だけだったが、女性の活動家が権利要求運動をやりまくってたようなん...

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