2019-06-17

治るとは

自傷癖が治らない

自傷をするのに大層な理由はない

思い返せば小学生の頃から、妙にむしゃくしゃした時なんか、腕や脚の皮膚を剥がす癖があって

今となっちゃそれがスキンピッキングだって分かるんだけど

子どもだった自分がそれに気付くはずもなく

怪我してるよとか肌荒れ酷いねとかそんな風に言われてた覚えがある

高校生思春期ど真ん中、清潔感のある人間になりたくて自傷をやめようとした時期があったけど

ストレス自分を傷つけないことにはどうしようもなかったか

じゃあ代わりに他人から見えないところ傷つけりゃいいんじゃね、と、カッターを握った

自傷癖があることは誰にもバレたくない。なぜなら円滑な社会生活を営みたいからだ。

自傷をするのもまた円滑な社会生活を営むためだ。

自分ストレス自分の体でどうにか解消して、それでようやく他人と上手く付き合える。

これ不健康で、

間違ってて、

根本的な解決にならない、

ただの怪我かもしれないけど

生きてる以上耐え難い生活は終わらないか

生きてる限りこの癖が治ることは無いんじゃないか

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