金縛りにあった。時刻は午前3時ごろ。
目が覚めたが身体がピクリとも動かない。
身体が疲れた時に何度か遭ったことがある。どうか怖い目に合いませんように…。
こういうのは金縛りは怖いものだって意識があるから髪の長い幽霊だのなんだの想像してしまうんだ。これは体が疲れてるせい…と考えていたところで、何者かがベッドを踏み歩く感触が伝わってきた。
ぎゅっ、ぎゅっと細い足がベッドに沈み込む。
私の体の左側を頭から足先に向かって歩いていく。
人間の歩き方ではない、姿は見えないが足が4本ある。
この感触はよく知ってる。
猫だ。
間違いなく猫だった。それも飼い猫の。
やがて金縛りが解けて、
もしかして実家の猫に何かあったのでは、赤子の命と引き換えになってしまった?猫の報せというやつ?!とドキドキしながら猫は元気か、と家族にLINEを送った。
3匹ともスヤスヤ寝てるよと弟から返信がありホッとして眠りについた。
いま実家にいる猫は3匹。
金縛りで歩いてた猫は布団の沈み込み方から、中くらいのサイズで足は長かったと思う。
何年か前に亡くなったメス猫に思い当たった。見にきてくれたのかなあ。そうだといいなあ。
🐈いつもごはんありがとうニャ。 可愛いベイベーを育ててニャン👶💝
にゃーん🐈
痺れるニャー