2018-11-21

なろう主人公「え、ここ入っちゃいけない結界あったの?気がつかなかったよ」(ドヤァ

結界なんてあったの?気がつかなかったよ」

どうやらこの地上に惹かれた白い線のようなものが「結界」だったらしい。

馬鹿な!どんな物も触れただけで一瞬で灰になる結界だぞ!?ありえない!!」

騎士団長が叫ぶ。

よくわからないけど、また俺は何かやってしまったようだ。まあ、いいや。

何か叫んでいる騎士団長を無視して俺は宣言した。

「いずれにしてもこれで俺たちの勝利は確実に…」

「危ない!あれを見て!」

と、姫騎士のナナが指差す虚空に、いつの間にか白く光る光球が静かに輝いていた。

…と思った刹那、光球は突然俺に向かってまっすぐに飛んできた!

ーー避けるか?いや間に合わない!

俺は握った剣を振りかざすと、飛んでくる光球を一閃。

魔力の込められた俺の剣に当たった光球は飛んできた勢いでそのまま打ち返される。

しかし、それで終わりにはならなかった。

光球は一塁手明石から捕手細川に送球され、本塁封殺。そして、細川から再び一塁へ送球。

この時、打者走者の西岡ラインの内側を走り、守備妨害と判定され、ゲームセットとなった。

 和田監督は、ベンチから飛び出し抗議したものの、判定は覆らず。歓喜の鷹ナインとは対照的阪神ベンチは、しばらく呆然としたままだった。

阪神西岡まさか守備妨害終戦和田監督の抗議も実らず

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