久しぶりに予定のない休日だったので、ひたすらゴロゴロして過ごしていた。自分の家が好きだ。自分ひとりきりで過ごす時間は必要不可欠だし何よりも大切だ。と今までは思っていた。なぜだか家でひとりいると、だんだん孤独が押し寄せて悲しくなってくる。どうしようもないのでネットを開いた。今まではこんな事が無かったのだ。人といるよりも1人でいる方が元気になるような人間だった。おそらく今の自分は、誰かといる時の方が余程元気である。びっくりしたし、とてもショックを受けた。自分はこの先、独り身で人生を終えるつもりでいる。それは、子どもをつくるつもりが無かったり、レズビアンだから結婚できなかったり、そもそもモテる人間でもなかったり、色々理由はある。でも年齢で言えばまだ独身を覚悟するような歳でもない。それでも独身で生きようと決めたのは、自分が孤独に耐性があると思っていたからだ。ひとりで過ごす事をそんなに苦だと思わなかった。そう思っていたのに、ついにその自信を失ってしまった。独身の寂しさを綴った増田を読んだ。ある年齢に達して自分も後悔するのだろうか。子どもやパートナーのいない人生は幸せになれないのだろうか。次の休日は外に出てみようと思う。