2018-10-09

anond:20181009071921

社会学に修辞的な要素が大きく、また国ごと、分野ごとにお作法が大きく違うのは事実だと思う(だから他国ジャーナルにはその国の言語に堪能なだけでは出しにくい)。

ただ、「個人体験談感想」を書くことが論文だ、ってのはちょっと違う。

しろ、そこから出発して、それを突き放して客体化する、みたいなプロセスがあると評価される。

そのやり方で「異化効果」「否定的弁証法」「脱構築」「再帰性」みたいな表現がされる(それらが「どう違うのか」という説明も、分野や流派のお作法があると思うけど、ざっくり言えばみんな同じことを言っている)。

記事への反応 -
  • 論文が単なる研究報告ではなく同時に文芸作品でもあることを求められるような分野では、たとえ査読誌システムが確立していても単行本化されたモノグラフの地位は高いのです。歴史...

    • 社会学に修辞的な要素が大きく、また国ごと、分野ごとにお作法が大きく違うのは事実だと思う(だから、他国のジャーナルにはその国の言語に堪能なだけでは出しにくい)。 ただ、「...

    • 文芸なら文芸でもいいけど、それ学者じゃなくて文筆業だろ。

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