2018-09-22

浪人という社会の病

浪人という仕組みがある。

浪人をするその人にとってはより良い大学合格できる機会を得る。この日本で生きていくには、個々の視点ではメリットが大きい。


しかし結局は受験の点取り合戦で勝つノウハウを身につけるだけだ。もちろん副産物としてその他にも得られるものはあるが。

多くの若者がそういった勉強のために1年を捧げるということが、社会全体で見てあまり良い成果が得られているとは思えない。

若者で溢れていた時代ならまだしも、今は余裕のない時代から

ただ、私は受験生に社会に貢献しろとかそういう事を言いたいわけでは無い。

だって当該の受験生にとっては合理的選択である。まっとうだ。別にやりたくてやっているわけではないだろうし、こんな仕組みの社会を恨んでいることだろう。だから本人が何か言われる筋合いはない。


誰かが浪人すると翌年の現役生が弾き出されるシステム

社会の病としてもう少し取り上げられても良いのではないだろうか。

  • 浪人生は、そいつが落ちた年には以前の浪人生に弾かれたのかもな。

  • 貴方が浪人生という事だけはよくわかった

  • その大学で学ぶ学力が足りてないから入れないんだぞ。入ったところでついていけないならお金の無駄。

  • 浪人に限らないじゃん 将棋の奨励会だってそうだし大学のアカポスだってそう、実力勝負の世界というのはみんな競争のためみたいな競争をやって、負けた人間を冷酷なまでに排除する...

    • 企業の競争力を上げるために、我が国は自由競争を推奨したくて、参入を簡単にするための規制緩和を進め、大学では研究者間の予算獲得競争も増やしたたんだけど。 ほんとは競争への...

  • 障害者が採用されると健常者が弾き出されるシステム。 だから今年から公務員も障害者枠ができるんやで

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