何度考えても自分に何か非があったとは思えない。
ただ人に望まれるままを言われたとおり文字通りにサービスして来たに過ぎない。
間違っていたことがあるとすれば、嘘を嘘と見抜く力がなかっただけだ。
それを嘘をついた張本人に責められる筋合いがあるのだろうか。
自分で自分の望まない結果に誘導するような嘘を、ついついついてしまう方が、
なぜ自分が何を求めているのかもわからない人の、言葉の向こう側にある本音を汲み取ってやらねば俺が責められるのだろうか。
なぜ自分が何を求めているのかを、素直にストレートに表現する能力がない無能が正常で、
それを言葉通り忠実に守ってサービスしてやろうとした善良で利発な俺が異常かのように扱われねばならないのか。
何故いちいちエラーを起こさずに,合理的に活動することが出来ないのだろう。
俺は自然に帰りたい。
気にすんな。