作るのも 買ってくるのも メンドウだ
そんな時 図らずも やりたくなる食事
隠していたソレを取り出す
あけすけに言ってしまうと
早く早くと袋から
乱暴なまでにソレを取り出す
そして恥ずかしい位にそのまま かじる
ザクザクと
耳応えの良い食感が 比類なきリズムを生む
碎かれて粉となった麺と
恥ずかしい程染み込んだ油が
口の中一杯に交じり合う
恥ずかしいまでに私を高揚させた
今この時間にこんな食べ方をしている人は私だけなんじゃないかと考えるだけで
1/3食べたところで そこはやはり人間
味の変化が恥ずかしいくらいほしくなる
そこでこれだ
デタラメに取り出したそれを 恥ずかしいまでにアレする
アレした中にデタラメに私のソレを入れてみる
恥ずかしいまでにソレをアレに入れるのである
アレをなめてはソレに行く
恥ずかしいまでにソレを繰り返すことによって
デタラメに空腹はアレして行き
脳もみたされるソレである
そして仕上げとばかりにコレを
恥ずかしいまでにもみしだいたソレを
容しゃなくアレにコレる
火に薪がくべられた