2018-07-30

anond:20180729110048

デタラメお腹が空いた深夜

この腹を満たしてくれるものはないか考える

作るのも 買ってくるのも メンドウだ

そんな時 図らずも やりたくなる食事

隠していたソレを取り出す

あけすけに言ってしまうと

私がこれから食すもの

ラーメンの姿喰いであ

早く早くと袋から

乱暴なまでにソレを取り出す

容赦なく露わになるプロポーション

そして恥ずかしい位にそのまま かじる

ザクザク

耳応えの良い食感が 比類なきリズムを生む

碎かれて粉となった麺と

恥ずかしい程染み込んだ油が

口の中一杯に交じり合う

そして 調理せず食べるという背徳感が

恥ずかしいまでに私を高揚させた

今この時間にこんな食べ方をしている人は私だけなんじゃないかと考えるだけで

特別な誰かになれた気がして デタラメに興奮した

1/3食べたところで そこはやはり人間

味の変化が恥ずかしいくらいほしくなる

そこでこれだ

恥ずかしいまでに粉末スープのアレである

デタラメに取り出したそれを 恥ずかしいまでにアレする

アレした中にデタラメに私のソレを入れてみる

恥ずかしいまでにソレをアレに入れるのである

アレをなめてはソレに行く

恥ずかしいまでにソレを繰り返すことによって

デタラメに空腹はアレして行き

脳もみたされるソレである

そして仕上げとばかりにコレを

残りのソレにチョロリとソレするのである

ソコからデタラメにもみしだく

恥ずかしいまでにもみしだいたソレを

容しゃなくアレにコレる

火に薪がくべられた

あらゐけいいちCITY最新号82話より

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