自らが経営する「シェアハウス」内で、泥酔した入居者の女性(当時21)にわいせつ行為をしたとして、兵庫県警は13日、神戸市灘区の会社員森崎幸義(ゆきよし)容疑者(60)を準強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
灘署によると、森崎容疑者は2016年7月19日未明、経営するシェアハウスに泥酔して帰宅した女性の居室で、女性の服を脱がせて体を触るなどした疑いがある。森崎容疑者は妻と住む2階建て住宅の2階を3室に仕切って貸し、当時は女性数人が居住していた。
女性は今年3月、森崎容疑者から裸の写真をメールで送りつけられ、「援助交際」を要求されたとして灘署に被害届を出し、今月初めに灘署が同容疑者を強要未遂容疑で逮捕。捜査の過程で、2年前のわいせつ行為を同容疑者が撮影した動画が見つかったという。