300円で小ぶりのツナマヨ・焼鮭おむすび、楊枝に刺さった唐揚げとウインナー各1個、卵焼き一切れが透明なトレーに乗っている。
正直コスパのいい商品だとは思わないのだが、不思議とこれとビールを買ってしまう。
それほど強くないので、大体はビール一缶を開けながらツナマヨとおかずたちを味わい、鮭むすびで締める。
唐揚げとウインナーは当然ビールに合うし、ツナマヨの濃さと米の満足感はすきっ腹で飲むときに嬉しい。
卵焼きの甘さで口の中を仕切りなおせるので、意外と退屈しない。
残り少ないビールを鮭むすびと味わうと、適度に満足できる。
おむすびとそれぞれのおかずたちが、ちゃんと役割を持っているのがとても好印象だ。
パッケージもちょっと凝っていて、外装についてテープを引くと長辺に切れ目がはいり、そのまますべてを取り出せる。
おむすびは手づかみするしかないが、具は唐揚げとウインナーの楊枝を使えば箸は要らない。この簡潔さが好きだ。
この商品から漂うミニマルさというか、禅のような雰囲気が好きなのかもしれない。
他のコンビニもこういうのやってほしい。
そして、好きなツマミを褒めながら飲む酒はおいしい。
皆様も試してほしい。