最近気づいたけれど、疲れていたり元気を出したい時だったりに食べるのがプリンのようなのだ。
まず焼きプリン。スーパーに売ってる安いもの。ホロホロとしたプリンにほろ苦いカラメルが絡まる。とても美味しい。表面の「焼き」の部分を先に剥がして食べるのが私の食べ方。異論は認める。
頑張った時はメイトーのなめらかプリンを食べる。小6夏のキャンプの真夜中、こっそり差し入れがあった中にそれがあった。その名以上の滑らかさに感動したのを覚えている。元来なんでも「うまい」と感じる舌が、「なんじゃこりゃあ…!」と感じた。松田優作さながらである。最近はもっぱらワインのお供。
体調を崩した時はプッチンプリン。子供の頃、風邪で寝込んだ時に母親がごはんと一緒に出してくれていたのが原因。つるんとプルンとした口当たり。普段は手にしないのに風邪を引くと無性に欲する。
毎日食べたいわけではない。豪華でなくていい。シンプルなもので十分。
前述した通り、これに気づいたのは最近のこと。なんかよく食べたくなると思っていたが、好物とは思ってなかった。自分の好みがひとつわかって、なんだか嬉しい。