重度のパチンコ依存症を患って5年ほど経つ。
最早数えていない。
借金を作って、返済しきれないために弁護士の世話になり、十年近くクレジットカードを作れない身となった。
それでもパチンコがやめられていないが、以前よりは遥かに大人しくなった、と思う。
ふと振り返ると、パチンコへの欲求が大きい時と小さい時がある。
公共料金を払い終えて一安心した後とか、なんとなく家に帰りたくない日とか、そんな時に欲求が大きくなる。
しかし、それ以上に欲が大きくなる時がある。
それは、通帳の残高に不安を感じた時だ。
では、通帳の残高に不安を感じていない時は、欲は大きくならないのかという話になる。
そう、その通り。大きくならないのだ。
「これだけあれば安心だろう。よしおいしいもん食べに行くか。」
と、余裕のある思考になる。
これが残高が少ない時は「ヤバい、この残高だと生き残れないかもしれない。よし、パチンコで稼ぐぞ」という思考が働く。
自分で書いていて全く理解できないが、どうも私は金がないと思考能力が低下するらしい。
金貯めて中古のパチンコ台を買う。 家に置いて好きなだけやる。 毎日家でパチンコ台と向き合ってれば、自分が何に中毒になっていたか段々はっきりしてくるはず。 気が済んだら売...
興味があるようだったら、『いつも「時間がない」あなたに』という本を読んでみてほしい。 自己分析に先に発見している「金がないと思考能力が低下する」というのは学問的にもエビ...