子供の頃サンドイッチを弁当に持っていくってのが憧れでさ
普段は給食だったから、遠足の日に母親へ頼み込んで
サンドイッチのお弁当を作ってもらったんだよ
たまごにハム、にんじんジャムにポテトサラダ・・・
もう大喜びでさ、リュックを振り回して飛んだりはねたりの大騒ぎ
その当然の結果として・・・
袋につつまれただけのサンドイッチはぺちゃんこ
ふかふかのパンでできた弁当は2分の1ほどの厚みになっていた
しかしそれがめちゃんこ旨かったのだ!
ボール紙みたいになったサンドイッチは、味がギュッと詰まってて普通のものよりもおいしく感じた
遠足補正もあったのかもしれないが
あの、口の中でパンへ塗られたマーガリンにハムが滑る感覚!
シートのようになったパンと具が織りなす非日常的な食物の味わい
かくして俺はサンドイッチを限界まで潰さなければ食べられない体となってしまったのだ
Permalink | 記事への反応(1) | 12:40
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分かる。 薄皮パンはつぶしてから食べるもん。 anond:20180327124055