前の仕事を辞める前の一年くらい、通勤時間や余暇は、ひたすら自死遺族のブログを読みあさってた。
ブログ村のランキングを上から順に辿っていた時もあるし、「自死遺族」「ブログ」で検索してヒットしたブログを上から辿っていた時もあった。ただ必ず、一つのブログにつき、一番古いエントリから最新のものまで全部通して読んで、読み終わったらまた次のブログに行く、みたいな読み方をしていた。
発見当時の現場の様子を克明に書き綴る人もいれば、会いたいとか後悔しているとか、ポエムのような言葉の羅列を数行ずつ書き綴る人もいた。徐々に徐々に内容が変わっていく人もいれば、何年も何年も同じことを繰り返し書き綴っている人もいた。
ただどのブログも、終わるときは突然、ぷっつりと更新が途絶えていた。
こんなところを読んでいる人なんかいないだろうけど、って書いてる人たくさんいたけど、読んでたよ。毎日読んでたし、更新待ってるブログだってあった。
ざっくり目を通してみたけど、大学生~20代前半の子供を亡くした人のブログが多いな。 この辺の年齢だとまだ子供の将来性みたいなもの信じてる分、ショックも大きいんだろうな。