2018-01-24

不定形貧乏ゆすりパタパタ……カタタン

電車で隣の席に座ったリーマン男が

不定形貧乏ゆすりをしてきた。

一定リズムでもなんでもなく、

片足をパタパタするのでもなく、

よく分からないタイミングで左足パタパタ、右足カタタン

何度も何度もパタパタカタタン繰り返す。

一定リズムであれば、音楽気分で楽しめるが

本当に不定期すぎてイライラした。

かになったな…と思ったらパタパタ

あー、鳴り出した……と思ったら止まる。その約20秒後カタタン

最終的には、足を組んで新聞広げて読み出した。

足の組み方はつり革に人が立てないレベル邪魔さだった。

「なんだコイツ」っていうよく分からないイラつきがあったけど

そこにいつも同じ時間電車に乗る、ちょっとオカシナ人がやってきた。

「あー………んん"-……」

みんな、目を合わせてはいけないとそっぽを向く。

座るでもなく、何をするわけでもないが、一定時間とどまり車内をうろつく。

不定形貧乏ゆすりと似たような感じだった。

不定形貧乏ゆすりマンの前に、オカシナ人が止まり

「おがあざん"-!! ぎえぇええ"え"!!」と叫びだした。

その次の駅で私は降りることになったが、

あの「男性」がお母さんだったのか、未だに意味が分からない。

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