2017-10-29

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中山道広重美術館で開催されている「浮世絵ねこ世界展」に行ってまいりましたわ

歌川広重作品は「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」のみでしたわ

主役はやっぱり歌川国芳で懐にいつも子猫を2,3匹入れていたという猫狂いぶりを

作品で余すことなく伝えていました

猫はあなた懐炉ではありませんわ

国芳の猫は関節の描写自然集合体にされていても猫らしさに違和感がありませんの

役者の絵が禁止されていた関係で、猫にして顔だけ役者のものにした浮世絵猫耳の走りに見えました

不気味ですけど

二階展示室にあった「ねずみの戯遊」という作品がねずみが猫を罠にかけて遊んでいる内容で

まるでトムとジェリーのようでした

明治26年作品ですわ

化け猫やねずみを襲う怖い形相の猫の絵もあって可愛がるだけじゃない猫と昔の人々の関係がうかがえました

それと案内のペッパーが「どうでしたかにゃ」とかお口になさっていて、少しばかり気に障ってしまいましたの

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