もちろん、「よーしやるぞ!」って前向きな気分の時は、俺だって頑張れって言われたらうれしい
応援されてるな!と思える
でも、疲れて苦しくてやってることの意味も分からなくなって、もうやめたいと思ってるときに言われたら辛い
当然だれだってそうだと思ってた
同じ会社の同年代の社員(別部署)で、飲み会なんかで話した感じは気さくで良いやつだ
そいつがここ1年くらいは傍目にも明らかに忙しくて、顔色も悪いしどう見ても疲れてて、辞めたいなんてことも言ってるらしい
そいつが先日、他の先輩に「お前なら乗り越えられるよ、頑張れ」なんて食堂で言われているのを見てしまった
これは辛いな…気の毒に、等とそっと思いつつ通り過ぎようとしたのだが、何とそいつは驚いたことに心に染みた様子で
「そんな風に言ってもらえるととても嬉しい。仲間って有り難いです」みたいに返しているのだ
そんなにじっくり顔まで見たわけじゃないし断定はできないけど、社交辞令じゃなく本心のようだった
あれ以来、頑張るって何だろう? 疲れている時に必要なことって何だろう? と、自分のことでもないのに俺は考え込んでしまっている
俺からすると励ますより仕事量の調節をするのが、仲間とか先輩というものの役目に思えるのだが
あの感じだと、疲れていても本人が仕事を減らされることを嫌がってるのかもしれない
未知の世界だ
君、文系か高卒でしょ。 定量的に考える習慣を付けた方がいいよ。