■現状を否定したがる人
現状に不満を持つことは悪いことではないが
現状への不満を「今」にぶつけ、解決を「他」へ求める人が居る
もちろん「他」は「昔」であることが多い
これが「昔は良かった」だ
「現状」というのは時間に限らない
住んでいる場所、国、現在の政治、属している会社、家庭、などと言った「現状」へ矛先を向け
他の場所、他国、野党、他社、他所の家庭へ解決を求める性質がある
彼らには「未来」や「改善」はない
それらは「今」「現状」の延長線に有るためだ
彼らはしばしば事実を無視する傾向にある
あくまで正しいのは現状への不満なので、他所(例えば過去)より現状の方が優れていると都合がわるいのだ
すると現状への不満は行き場を無くしたストレスとなりずっと残ってしまう
そのため彼らに正論をぶつけるのは無駄であることが多い
彼らはもし「他」へ変わった場合に、同じように不満があったらまた現状を否定するだけでいいのだ
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