大学での講義が終わったので、帰宅するために大学構内を歩いていた。
すると、1組の男女が向こう側からやってきて、近くの案内板を見るために立ち止まったかと思うと、私の隣を歩き始めた。
そして彼は「すみません」と言った。
他人と比較したことはないが、よく街中で道案内をお願いされることがある。
故に、道案内かな?行き先はどこだろう、自分の知っている場所かな?と思った。
しかし彼は以下のように続けた。
というのも、よくこの手の勧誘に声をかけられるからである。道案内かと思ったら勧誘だった、という経験を何度もしてきた。
何度もそういった人たちから話しかけられているので、すぐにお断りした。
それにしてもほんとによくわかんない人から変な勧誘を受けるのが多いんだが。
道案内かなと思うと、「聖書」「ヨガ」「占い」、特徴的なワードばかりが飛び出す。
一体私のことを何だと思っているんだ。
私はインキャで人生不幸そうに見えるのか?非常に不愉快である。
だから、そういった勧誘に当たった時はいつも、私の良心を返してくれ!と強く叫びたくなるのである。
私の良心を返してくれ!!