http://www.asahi.com/articles/ASK53340FK53PUZB004.html
ご飯も焼き魚も、給食を牛乳で流し込んだ小学生時代。うちは、「全部食べないと給食のおばさんが悲しむ」というのが、担任の先生の口癖だった。要は、自分たち小学校教師に被害が及ばないように、「給食全部食べルール」を給食のおばさんのせいにして言い逃れる戦略で、今考えるととても卑怯なのだが、当時、小学生だった自分には分からなかった。「自分は苦しんでご飯を食べている。給食のおばさんは自分たちが苦しむことで喜ぶ。大人は、自分が苦しめば喜ぶ。だから、自分が自殺すれば大人は喜ぶに違いない!」という理屈で、「死にたい死にたい」と連呼して親を苦しめてしまった。
あーだこーだ言い逃れる教師が多いので、記録のために残しておく。「給食を全部食べさせる」教育は、「自殺したい小学生」を生む。「そんな前例はない!」とか言い逃れるなよ。実例がここにいる。